Robot Friendly Project

今、ロボットと生活する人が少しずつですが、増えています。例えば、外出が難しい人に代わって活動するロボットは、自らが外出することで、外で飲食を楽しむお手伝いをしています。また、長年人と共に暮らしているロボットは、一緒に暮らす人間たちと家族のような関係を築いており、同じ食卓でコミュニケーションをとりながら過ごしていたりします。

しかし、ロボットと家の外に出て行動することは、まだ一般的ではありません。ロボットを連れている人は「入店できるのか」、お店側は「どのような対応をしたらいいのか」などと、それぞれに不安を抱えています。

そこで、社会の中でのロボットとの暮らしを、一緒に考えてくれるパートナーが増えたらいいなと思い、「Robot Friendly プロジェクト」を立ち上げました。パートナーの皆さまには、Robot Friendly(ロボットフレンドリー)シールをお渡ししています。シールの貼ってある店舗では、「ロボットについて詳しいわけではないけれど、ヒトとロボットがどうしたら一緒の空間を楽しめるか」と、日々試行錯誤しながらロボット社会に寄り添ってくれる店舗です。

最初は分からないことだらけですが、みんなで新しい社会を創っていけたらうれしいです。